2012年6月30日 1泊2日
今年のGW、雲取山から甲武信ヶ岳まで縦走し、残りの
甲武信ヶ岳~金峰山の縦走をいつかやろうと思っていましたが、思いのほかそのチャンスが早く訪れました。
知人が甲武信ヶ岳~金峰山の縦走を計画したので、今回はそれに便乗登山してきました。
早朝5:00、「道の駅みとみ」から出発。
前日夜に「道の駅みとみ」へ知人に車で送ってもらい、駐車場でこのとおり前泊。
今回は3人パーティー。
西沢渓谷入口にある「徳ちゃん新道」登山口からアタック開始。
前回、
下りでも辛かったココを登るのか~。
甲武信ヶ岳を目指してずんずん登ります。
テント泊装備のザック重い!
ようやく木賊山に到着。ここまでくればもう少し。
甲武信小屋に到着。もう、すっかり雪は無いね。ここで昼食に。
九州系棒ラーメンに缶詰の焼肉をトッピングしてみたぜぇ~。
うまかったぜぇ~。
唐突にスギちゃん風で読みにくいだろぅ。ゴメンだぜぇ。
昼食後、甲武信ヶ岳に向けて出発。
距離は大したことないが、登りがちょっと辛い。
本日最初の目標ピーク、
甲武信ヶ岳に到着。
ちょっと雲が多くなってしまって残念。
甲武信ヶ岳から国師ヶ岳まではあまり眺望のない樹林帯をひたすら、歩く、歩く、歩く。
登山道も荒れていてペースが上がらない。「山と高原地図」のコースタイムより1時間くらい多くかかってしまいました。
国師ヶ岳まだか~、と、いい加減イヤになっても歩き続け、ようやく到着。ホントこの間、長すぎ!
国師ヶ岳からは北奥千丈岳が見える。時間があれば行きたかったけど、ムリだ。
国師ヶ岳到着時点でもう18:00。
あとは大弛峠目指して下るだけだが、日没まで時間がない!
前国師岳より先は木道が整備され歩きやすかったです。
18:45、日没ギリギリ。やっと本日の幕営地、大弛小屋に到着。
いや~、もう、ヘトヘト。
今まででの山行で一番歩行時間が長かったかも知れない。
5:00出発だったから、休憩抜いても
12時間は歩いたかな。
愛用のマイテントは
「モンベル クロノスドーム1」。
夕飯はレトルトのビーフカレー(辛口)。
米はもちろんコッフェルで炊いてやったぜぇ。 標高2400mでだぜぇ。
ワイルドだろぅ~。
この日はテント張って、夕飯食べて早々に寝てしまいました。
翌朝6:00金峰山目指して出発。
途中岩場で「あれ?登山道どっちだ?」と思ったら、ここを上に登るのね。
岩場を登ると、
雲海に挟まれた富士が幻想的だった。
朝日岳に到着。目指す金峰山の五丈岩が見える。
金峰山手前、見晴らしのいいところに。
まるで城のようにそびえる、雄々しい瑞牆山。
本山行最終ピークの
金峰山に到着。
金峰山は2度目だけど、
五丈岩は何度見てもすごいね~。
とても自然の造形物とは思えない。いったいどういう成り立ちで出来上がったんだか。
後は下るだけ。金峰山の美しい稜線沿いに降りて行きます。
大日岩。これもでっかいね~。
富士見平小屋に到着。
小雨も降ってきたので小屋でコーヒーを注文し、自炊させて頂きました。
お昼は「きのこスープパスタ」。やっぱ登山には炭水化物が一番。
瑞牆山荘到着。お疲れ様!
「奥秩父縦走路【甲武信ヶ岳~金峰山】トレッキング」
◎感想
GWの続きで、今年中には甲武信ヶ岳~金峰山を縦走し
「奥秩父縦走路」を完歩しようと考えていましたが、思ったより早くこのチャンスがやってきました。
それにしても体力勝負の山行でした。
今回は1泊2日で縦走しましたが、普通なら2泊3日でも良い行程だと思います。
特に序盤、西沢渓谷から甲武信ヶ岳までは
標高差1300mもあり、テン泊装備の重量で登るのは
本当にキツイの一言!
また、甲武信ヶ岳に登った後も大弛峠までアップダウンを繰り返しながら
6時間以上の歩行時間。登山道も荒れており、かなりシンドイ行程でした。
西沢渓谷をAM5:00に出発しましたが、大弛小屋に着いたのは日没寸前の6:45。日の長い夏のこの時期でなかったら、完全にアウトでした。
時間があれば北奥千丈岳も、なんて思っていましたが、とてもムリ!
小屋に着いた時はクタクタでテント設営した後は早々に夕食を済ませ、あっという間に寝てしまいました。
2日目の大弛峠~金峰山~瑞牆山荘間は道もよく、前日に比べればラクラクで歩くことが出来ました。
瑞牆山にも登りたかったけど、日程の都合で無理だったので瑞牆山だけはまたいつか。
あと、私が登っていない奥秩父の主脈は瑞牆山だけ。
でも、なにげに北奥千丈岳が一番高いんだよね~。
この2山を登りに、また、いずれ来ようと思います。
甲武信ヶ岳
http://www.yamakei-online.com/yamanavi/yama.php?yama_id=348
国師ヶ岳
http://www.yamakei-online.com/yamanavi/yama.php?yama_id=353
金峰山
http://www.yamakei-online.com/yamanavi/yama.php?yama_id=351
にほんブログ村に参加しています。
最後にクリックして頂けると嬉しいです。